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『ロマンティックに生きようと決めた理由』

素敵なロマンティックなタイトルに魅かれて。。。

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1992~96年、葉山で開かれていた「sunlight gallery」。
コンセプトは生活に根ざしたアートというもの。
あれから10年・・・
そこで出会った人たちが参加して、1冊の本が作られました。
この本でも描き出されているのは、“普段の生活”
それまでの生き方の中で見つけてきたもの、見つめたもの、そして現在のあり方など、、、
各々の視点で語られている。
集まった人たちのほとんどは鎌倉や湘南の住人。
海辺の生活、湘南生活って、、、
自由気まま、好きなことしてのびのび?生きているイメージ(笑)。
耳を澄ませば、穏やかな波の音。。。な~んて、
そんなライフスタイルは永遠の憧れ。

以下は、私が共感した&参考にしたい&残しておきたいエピソード。(本書より抜粋)
一言コメント付き。

【どんなことも長続きしない理由】
■とらばーゆを見て面接を受けた。
「石の上にも3年です」って答えたことが受かった理由だって、辞めるときに聞かされた。
→コレ、使える!

【パパイヤで働く理由】
■本業は編集者。でも6年前から、夏はパパイヤで働いている。朝は、七時に起きて自転車で浜まで向かい、日が暮れるまで海の家で働く。夕方また自転車を飛ばして家まで帰り、
シャワーを浴びてから近所の喫茶店にお茶を飲みに行く。
その繰り返し、楽しくて仕方ない。
※パパイヤ・・・由比が浜で20年続く海の家
⇒本能のまま自由に生きているんだなぁ。。。

■一年中夏ならいいのにと思うけど、それじゃあつまらないことも分かっている。
それは恋が叶う前の片想いのほうが楽しかったりするのと、どこか似ている気がする。

■夏が終わったあとの合言葉は、
「あと10か月でまた夏が来る!」
⇒なんて前向きなんだろう!

【coyaに行きついた理由】
■coyaとは、私の居場所。居酒屋のようなカフェのような、店。

■週4日しか開かない。後の3日は、自分の仕事をする。(店主兼フードコーディネーター) 
⇒うらやましい生活!好きなことをして生きるって、まさにこういう人。。。

【自分の歩いてきた道】
■カフェを個人で始めたいと思っている人は、凡人より変人の方が良い。
多数派よりも少数派の意見に耳を傾ける人が良い。
万人に受ける店は、チェーン店に任せておけばいいのだ。

■ジャズのベスト盤で『finest hour』シリーズというのがある。
日本語で「良質な時間」―この言葉の響きが好きで、自分の店のキャッチフレーズにした。

■店を始めてすぐに、これは天職だと思った。
カフェでは自分のやりたいこと全てが表現できるからだ。
―画廊、教室、ライブ会場にもなってしまうから。
⇒私もカフェを開くとしたら、自分の世界観を反映させたい!
私の天職って…。



■ブラジルへの探究心は、ますます深まるばかり
―3年のあいだに5回のブラジル旅行。
ディモンシュのメニューは・・・
最近では、サンパウロの市場で食べた焼きハムのサンドイッチがメニューの仲間入りをした。
パンはブラジルから輸入している。
⇒すごいこだわり!是非味わってみたい。

【人間は思った以上のことができる、ということ】
■「毒がないと、偉くはなれないんだよ。」そう教えてくれた彼女は、本当に偉くなった。
最初から毒があった友人だった男は、登りつめて、メルセデスに乗っている。

【毎日の時間】
■駅弁「あっ、美味だった!」と思ったことがない。それなのに、懲りずに欲しい。
⇒駅弁ではなくても、多々同じような経験あり。
懲りてるはずなのに、買ってしまうんだよね…(><)








<目次>
 馬詰佳香(BORN FREE WORKS)
 どんなことも長続きしない理由

 赤澤かおり(編集者)
 パパイヤで働く理由

 根本きこ(フード・コーディネーター)
 coyaに行きついた理由

 堀内隆志(カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュ)
 自分の歩いてきた道

 木村直人(アーティスト)
 人間は思った以上のことができる、ということ

 内藤三重子(アーティスト)
 毎日の時間
by cafe-lover79 | 2006-08-09 13:49 | CAFE


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