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夢をカタチに ~映画配給という仕事~

「みんなにどうしても見せたい!!」

7/9付の読売新聞【日曜版】で興味深い記事がありました。

近頃、個人で映画の配給権を買う人が現れているとか。
Yさん(35歳女性)もそのひとり。
吉本興業の社員として、映画の配給に携わっていたが、
会社が映画からの撤退を決定。
映画の買い付け価格が高いため、
配給会社は「当たりそうにないけれど好きな作品だからやりたい」
という映画には手を出しにくくなっている現状におかれている。

会社がやらないのなら自分でやる。
Yさんは辞表を出し、退職金をつぎ込み、出資者を探して配給権を買ったのであった。
そうして、見込んだ通りヒットした作品が
ロシアの古い人形アニメーション 「チェブラーシカ」。

「哀愁のあるかわいさに引き付けられ、同世代の女性に絶対受けると確信しました」
と述べるYさん。

私たちが素晴らしい外国映画に出会えるのも、
そんなバイヤーさんのアツイ思いと努力の成果があってこそ。
一人でも多くの人に「見てよかった!」と思ってもらえたら、彼女たちの苦労も報われるはず。

素晴らしい映画に巡り逢ったら、「ありがとう」と言いたい。
by cafe-lover79 | 2006-07-11 01:19 | ホットな話題


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