南イタリアの食卓

a0029534_14541293.jpg『南イタリア スローフードな食卓より』
アドリアーナ・ヴァッローネ(文・写真) 東京書籍(2004/09出版)

著者のアドリアーナさんは人口2,000人ほどの南イタリア・プレセンツァーノ村出身。
在日7年、大学での講師やイタリア語教師を務めたり、自宅では料理教室も行っている。
故郷のヴァローナ家を例に南イタリアの食卓について綴った一冊。

私が感じた「スローフードな食卓」とは―
旬を大切にする。手間ひまかけた愛情いっぱいの家庭の味。
家族揃ってにぎやかな食卓。
とても理想的!美味しくて当然だと思われる。

■食生活
イタリア人は毎日パスタを食べているのか?
“YES”
パスタといってもバラエティ豊富。
長さ、太さ、生地の種類が様々。ソースと調理法も無数に存在する。

朝食は甘いもの、昼食のメインにパスタ、夜は軽く済ますのが一般的らしい。
土曜の夜は、日曜日に遊びにやって来るお客さんにご馳走するためのドルチェを作り、
日曜の朝は1週間分のトマトソースを作るのが習慣。
ピッツアは手間がかかるので月に一回作ってもらえるものだとか。

■トマト
買うのは年に1回だけ。旬の時期に買い、瓶詰めにして保存するという。
やはり、南ではトマトベースの料理が多い。

■チーズ
ヴァローナ家ではペコリーノ(羊のチーズ)が欠かせない。
南ではヤギのチーズも人気。
プレセンツァーノ村はモッツァレラで有名なカンパーニャ州に属する。
モッツアレラは出来立てが一番だという。1、2日しか保てない。
水牛のものは風味・コクが格別。

■エスプレッソ
食後に必ず飲む。
日本にあるようなブレンドコーヒーは存在しない。
エスプレッソは砂糖を入れた方が美味しい。味をまろやかにして深みが出るという。
1、2杯ささっとスプーンで前後させ軽く混ぜるのがスマート。
エスプレッソと言えども、実は種類が豊富。カフェラテやカプチーノもエスプレッソの一種。
へえー。
アドリアーナさんオススメは“ノチョラート”
ペースト状にしたヘーゼルナッツと砂糖をあわせてクリームを作り、カップに入れ、
その上からエスプレッソを注いだもの。
美味しそう!
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by cafe-lover79 | 2005-08-04 17:24 | イタリア料理


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