クロアチア料理  Dobro (京橋)

           日本に一軒と思われるクロアチア料理のレストラン。 ⇒HP
a0029534_19105671.jpg『クロアチア料理ってどんなの???』ってかんじですよね。
…その前に、クロアチアのことを知らない人も大勢いると思うんです。
私もほとんど未知な国です。
そんなわけで、クロアチアの国と料理についてお勉強してみましょう!

<ランチセット> パン、前菜、メイン、デザート、ドリンク付 
2人でリゾットセット(1600円)とドブロセット(2500円)をオーダー。

■パン
サワークリーム(?)を添えて。しっとりもっちりしたパン。

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■前菜…生ハム、鶏とジャガイモのミルフィーユ仕立て、魚のマリネ(?)

■シュトゥルクリ (クロアチア風 ラザニア入りスープ)  ※ドブロセットのみ
スープが美味しい!ミルキーでコクがあって、いろんな味がする。
チーズ入りラザニアが入ったユニークな料理。
友人いわくスロヴェニア料理だとか。調べてみたけど、詳細分からず。
パン生地にチーズなどを包んで蒸したものという説も。

■サルマ (クロアチア風 ロールキャベツ) 
「サルマ」とは塩漬けキャベツでお米と豚肉を包んだもの。
マッシュポテト添え。お肉はジューシー、ちょっと酸味がきいている。

東欧~中欧の料理では、よくロールキャベツが登場しているような気がする。
実際にロシア料理、ベルラーシ料理のお店で、「ゴルブッツィ」としてメニューに載っていた。
その他にも、ルーマニアでは「サルマーレ」、ギリシャでは「ドルマ」または「ドルマダキア」、トルコでも「サルマ」と呼ばれているようだ。

■生ハムとルッコラのクリームリゾット ※リゾットセットよりチョイス 
あっさり。粘り気があって日本米のような?

■デザート盛り合わせ…パラチンタ(クロアチア風クレープ)、ロールケーキ、抹茶のムース
凝った風でもなくいたって普通といったかんじ。
しかも抹茶だなんて、めちゃめちゃ“和”じゃないの。ちょっとガッカリ…。

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しかし、調べてみたところ…
「パラチンタ」はもともとハンガリー版クレープであることが分かった。
ちなみにオーストリアでは「パラチンケ」と呼ばれ、ハンガリーからウィーンに入ったそう。

クロアチア料理とは?
クロアチア北部ではハンガリーの影響が、南部のアドリア海沿岸ではシーフード料理中心でイタリアの影響が見られる。
したがって、中欧・東欧地域では似たような料理が見られるわけであり、このDobroでもパスタやリゾット等のメニューが存在している。納得。

<感想>
クロアチア料理は一つの枠に収められてものではなく、周辺の国々より大きな影響を受けているということ。けれど、クロアチア料理という看板を掲げているのであれば、もう少し特色を出してほしいかな。もうひと工夫あったら…と感じられた。


<クロアチアについて>
旧ユーゴスラビアの国。6つの国が存在していたが、ほとんどが同じ人種のスラブ人かつ同じ言語であった。しかし、それぞれの国が独立した背景として、歴史的な経緯がある。

a0029534_1991185.jpg●19世紀まで 
ハプスブルク(オーストリア・ハンガリー)帝国とオスマン帝国(オスマン・トルコ)が支配

●第一次世界大戦~ 2大大国の崩壊
汎スラブ運動
「スラブ系の民族どうしで統合し、ドイツとオーストリアのゲルマン系の結束に対抗しよう」
 ↓
●1918年 セルビア人・クロアチア人・スロベニア人王国が成立
●1929年 ユーゴスラビア王国に改称

複雑な民族・文化
①一つの国家 (旧ユーゴ)
②二つの文字 (ラテン文字とキリル文字)
③三つの宗教 (ローマ・カトリック、ギリシア正教、イスラム教)
④四つの言語 (セルビア語、クロアティア語、スロヴェニア語、マケドニア語)
⑤五つの民族 (セルビア人、クロアティア人、スロヴェニア人、モンテネグロ人、マケドニア人)
⑥六つの共和国 (セルビア、クロアティア、スロヴェニア、、ボスニア・ヘルツェゴビナ、モンテネグロ、マケドニア)

民族紛争・内戦が続く
 ↓
●1991年 クロアチア共和国としてユーゴスラビアより独立
今やそれまでは各国で共通であった言葉や宗教が違うものに。愛国心を復活させる努力がなされている。
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by cafe-lover79 | 2005-06-04 15:14 | 世界各国のグルメ


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